日常

読み終わりました。小説「ウィッチャー」シリーズ

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こんにちは。 柿きょうこです。

私は読書が好きなほうですが、今日は読破までに過去最高級の時間がかかった小説「ウィッチャー」シリーズをご紹介したいと思います。

ウィッチャーの世界観

「ウィッチャー」はポーランドの作家アンドレイ・サプコフスキ先生による小説です。この原作を基に、ゲームや海外ドラマも製作されています。

私は任天堂Switchのゲームからこの世界に入りました。
Switchは「リングフィットアドベンチャー」をプレイしたくてゲットしたのですが、せっかく本体を買ったので他のソフトも遊んでみようと、レビューの高さを参考に購入したのが「ウィッチャー3」でした。(他には「ピクミン3」と「ゼルダの伝説(ブレワイ)」を買いました。こちらの話もいずれまた……)

まずウィッチャーとは何ぞや? ということですが、修行や薬などで肉体や感覚を極限までに鍛え、その研ぎ澄まされた能力を使って怪物退治などを請け負う人たちのことです。
剣と魔法、怪物、精霊というファンタジーな世界ですが、基本的には国をかけて常に戦争しているので殺伐としています。バンバン人が死にますし、グロテスクなシーンもあります。
そんなダークな世界で、「運命の子」を軸に様々な人の人生が絡みついてくるのが「ウィッチャー」シリーズの物語で、日本語で読める小説としてはⅠ~Ⅴの5冊が発売されています。

ウィッチャーの魅力的なキャラ達

ウィッチャーシリーズには実に沢山の登場人物がいます。たったワンシーン登場するだけでもその人の背景などが描写される場合が多いので、全員をまとめるとなると一体何文字必要になるんだと恐ろしくなりますが、今回はその中でも特にメインとなるキャラ達の一部をご紹介します。

白狼 ゲラルト

主人公は、ウィッチャーであるゲラルトです。超人的な能力を持つ熟練のウィッチャーで、寡黙なイケオジです。イェネファーという最愛の女性がいながら、旅の途中で時々誰かとねんごろになります。
性格は冷静沈着ですが、時に感情的になることもあります。ウィッチャーは超人的な能力を得ると同時に感情がなくなり、ゲラルトも例外ではない筈なのですが、彼の場合は行動や考えに人間らしさがまだ残っており、そこが魅力となっています。

運命の子 シリ

ゲラルトが命をかけて探し、守り、愛する少女がこのシリです。
非常に多くのものを背負って生まれてきた、ある意味不憫な女の子です。
頭がよく身体能力も高く、とびきり気が強くて剣の腕も確かです。物語の中で何度も悲惨な目に遭うのですが、くじけず前に進む姿が素晴らしいです。

美貌の女魔法使い イェネファー

イェネファーとゲラルトは、ほとんど夫婦同然の関係です。常に一緒にいるわけではないのですが、魂と魂の結びつきというか、縁の強さが半端ないです。
他人のことなんかお構いなしの傍若無人な振る舞いで周囲を圧倒する女魔法使いですが、まあ美人は何をしても許されますよね。ゲラルトの前ではデレるのもまたよし^^。

ダークな世界の癒し系 ダンディリオン

吟遊詩人のダンディリオンは、物語のおとぼけ枠です。陰鬱なムードが長く続く「ウィッチャー」ですが、ダンディリオンのユーモア溢れる言動にはホッとさせられます。
ゲラルトは、呆れながらも一応は友人として認識しているようで、シリアスな登場人物のなかでも貴重な明るい存在です。

とても語りつくせないので……

今回の記事だけでは、ウィッチャー世界の魅力の爪の先ぐらいしかご紹介できていないと思います。
小説版は分厚く、文字もかなり詰まっているので読破には時間がかかるかもしれませんが、このおこもりブームを利用して是非読んでみてください。

それではまた。